新チーム始動

こんにちは。2年の永野悟です。

先日、札幌円山球場、麻生球場にて七大戦が行われました。(七大戦は旧帝大7大学による学生運営の大会です)我々東北大学は決勝で大阪大学に延長戦の末敗れ、準優勝に終わりました。

この大会で3年生の一部、4年生が引退し、2年佐藤航太を主将とする新チームが始動します。


さて、準硬式野球部には監督やコーチはいません。ですから練習だけでなく、試合のオーダー、サイン、継投、選手交代なども全て選手で決めます。試合の展開に合わせた状況判断や対戦相手や自チームの選手、自分自身をさえ客観的に観察する能力が問われます。僕はこれを野球勘と呼んでいます。選手としての能力はそんなに高くないけれど、なんか打つよな…とか、なんか盗塁刺すな…とか思ったりする選手見たことありませんか?僕は球種を読めたり、盗塁のタイミングを読めたりするのがうまい選手は野球勘が優れていると思います。今年甲子園で話題になった常葉大菊川のノーサイン野球はその極論で、監督ではなく選手に状況判断と作戦遂行全てを任せるのはこの野球勘を日頃鍛えているからであるからこそ出来ることだと思います。面白い例が七大戦でありましたので紹介します。
大阪大学戦10回表の大阪大学の攻撃、タイブレークから1点を取られた直後の一死一、三塁の状況で捕手で試合に出ていた僕は内野のポジショニングを前進守備で守らせました。理由としては相手が好投手であり、なかなか点が取れなかったことから命を落としてでも失点を少なくしたいという考えからでした。ところがベンチは中間守備でゲッツーで一発チェンジを狙うという考えを強調。意思の疎通がうまくいかず、結果追加点を与える結果となりました。(意見があればTwitterの@Satorun_Nまでお願いします。)
小3から野球を始めて10年以上経ちますが自分もまだまだ勉強不足だなと感じさせられた瞬間でした。


お前野球の話ばっかじゃねえかと言われてしまいそうですが、これは組織運営にも同じことが言えると思っていて、現状を客観的に理解する能力とそれに対して何をするのかという行動力はこの先の人生で必要な力ではないかと思います。そういう意味で前チームは初の試みである遠征も企画してくださるなど1野球チームとしてだけでなく、1組織としての力も強かったチームなのではないかと思いました。(この行動力見習わなければ…)ですから準硬のみんなはまず練習でこの力を養ってくださいね

 

 

 

練習場所:川内キャンパス野球場 A面

 

練習時間:火・水・金 16:20~

     日 8:00~12:00