新入生の皆様へ

新入生の皆様、こんにちは。主将を務めています、佐藤です。今日から、ついにお待ちかねの授業が始まりましたね。そしてこれから始まる新生活に心を躍らせているかと思います。僕も一年生の頃を思い出すと…あんまりいい思い出はありませんね。ストレスで体重がバカみたいに増えたのは覚えています。

 さて、我々準硬式野球部では、新入部員を大大大募集しています。まあどのような部活かも分からないのにホイホイ入って来るようなことはないと思うので、まずは部の紹介と魅力について語らせていただきます。現在準硬式野球部は4年生9名、3年生13名、2年生13名の計35名で活動しています。とは言っても、今年の4年生は全員が引退してしまっているので、練習等に参加しているのは23年生の計26名です。マネージャーは3年生に2人、2年生に1人います。4年生にも1人マネさんがいましたが去年の夏に海外に飛び立ってしまいました。そろそろ帰って来るとか来ないとか…。マネさんの詳しい紹介に関しては、新歓部長が頭を悩ませに悩ませて考えている途中なのでしばしお待ちを。練習頻度は基本的に火、水、金、日の週4で平日は4限終わりから、休日は8時から12時までの午前中、練習を行っています。「普通に授業5限まであるんですけど…」みたいな人もいると思います。そのような人はしっかり授業を優先して下さい。授業が忙しい人が多いので全員がしっかり集まって練習することは多くありません。公式戦に関しては春と秋のリーグ戦、そして夏に行われる七大戦(北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大によって行われる大会)があります。そして春のリーグ戦は今週土曜日から始まります。4/13(土)9時〜@仙台市民球場です!栄えある東北リーグの開幕ゲームとなっております。是非見に来て下さい!

 そして部の魅力についてですが一番の魅力は色々なチャレンジができることです。部には高校野球未経験の選手もいますし、高校野球経験者でも高校時代とは違ったポジションを守っている選手もいます。現在ピッチャーをやっている選手は高校時代ほぼピッチャーとして試合に出ていません。彼らは独自の練習方法を模索し、試行錯誤しながら今試合で投げられるようになりました。球速が爆発的に伸びた選手もいます。もちろん、経験が多い方がアドバンテージではあると思いますが、正しい練習を続けていれば誰にでもまだ伸び代があると言えます。「お前はパワーがないからバットを短く持ってコツコツ当てていけ」「お前はまっすぐが遅いからスライダーでかわせ」「足が速いんだからセーフティーバントしてればいいんだよ」こんな言葉を聞いたこと、野球に携わっていたらあると思います。もちろん、このような指導方法を全否定するつもりはありませんし、アリだとは思います。ただ、このように目先の結果にばかり囚われて選手としてのスケールを縮めている、または指導者に縮められた経験、ないでしょうか?「僕は体が小さいからホームランは打てない」いや、そんなことありません。西武の森友哉選手は身長170cmほどしかないですがホームランをバンバン打っています(むしろ身長を盛っている可能性すらあります)。「肩が弱いからピッチャーは無理だ」本当にそうでしょうか?肩が弱いのにはフィジカル、投げ方に問題があるんじゃないか?球は遅くても抑える方法はあるんじゃないか?そう考えるべきではないでしょうか。我々は、自分がなりたい選手像に近づくための練習を日々行っており、選手の可能性を摘むようなことはしないよう心がけています。もちろん、勝つために細かいサインプレーなどの練習も多く行います。ただ、それは東北大学に入学できた頭脳明晰な皆様ならすぐに対応できるでしょう。

 野球経験者の皆様、これまでは口うるさい指導者にこうしろああしろなどと理想の選手像を押し付けられて来たことでしょう。でも、これからは自分でどうしたいかを決めることができる。いや、決めなければいけません。主体的に行動できれば必ずその選手は伸びます。逆に、監督コーチから押し付けられた練習をしているうちはその伸びは少なくなってしまうでしょう(もちろんそれに順応できる才覚の持ち主もいますが)。これまでの指導者を見返すくらいのつもりで、我々と野球をしませんか?

 野球未経験者の皆様、大学に入っていきなり野球って…?と思うかもしれません。しかし、日本の学生野球の指導はほぼインチキです(すみませんこれは極論過ぎでした)。野球界には数多の迷信が蔓延しており、そのいい加減な指導で変な癖や思い込みがついてしまうこともあります。むしろそのようなステレオタイプがないというのは大きなアドバンテージになりえます。環境が変わる中新しいものにチャレンジしてみるのはいかがですか?

 何はともあれ、「野球が好きだ」という気持ちがある人にはぴったりの部活だと思います。この気持ちがあれば主体的に取り組むことができますし、逆にこの気持ちがないといくら技術があっても途中で折れてしまいます。技術、経験は問いません、「野球が好きだ」という気持ちのある方は、是非是非川内グラウンドに足を運んでください!明日も4限終わりから練習しています!

 東北大学学友会準硬式野球部主将 佐藤航太

練習場所:川内キャンパス野球場 A面

 

練習時間:火・水・金 16:20~

     日 8:00~12:00